薬剤師は役職によって給料が変わる?国公立病院と民間病院の収入の違いについても解説!

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薬剤師の気になる収入事情はどのようなものなのでしょうか。多くの場合、薬剤師は役職手当てによって給料アップを狙います。本記事では、薬剤師の役職や国公立病院と民間病院の給与の違いについて解説します。

薬剤師は役職によって給料アップを狙える

薬剤師が働いている調剤薬局には、管理薬剤師や薬局長といった役職があります。
最初は一般薬剤師として働き始めますが、実務経験を積むと役職が与えられるという訳です。当然、役職が与えられると給料に役職手当が付与されるため収入がアップします。

例えば、5年以上の実務経験があると、管理薬剤師という役職を任される可能性が高くなります。なぜなら、管理薬剤師は薬局やドラッグストアに配置しなければならないと医薬品医療機器等法で定められているからです。

つまり、管理薬剤師が退職して、不足してしまうと医薬品医療機器等法に違反してしまうため、実務経験のある一般薬剤師が推薦され新たに配置されるということです。管理薬剤師の業務内容は、医薬品の管理と従業員の指導がメインとなるため、経験と知識が必要になります。

薬剤師の役職は管理薬剤師だけではありません。
職場での評価が高くなると薬局長という役職を任されます。薬局長は法律で定められた役職ではありませんが、大きな総合病院など薬剤師の数が多い職場には、組織の秩序を保つために配置されます。薬局長になるために国家資格や民間資格は必要ありません。

転職を機に給料アップを狙える

1つの職場で働き続け、実務経験を積み内部昇進を狙うこともできますが、転職を機に管理薬剤師を狙うこともできます。薬剤師の求人募集には実務経験のある管理薬剤師を募集していることがあります。数年間の実務経験があれば転職で給料アップを狙うこともできるのです。

国公立病院と民間病院の薬剤師の給料の違い

国公立病院とは、国や都道府県によって運営されている病院のことです。そのため給料は経営状態で変動することがありません。常に安定した収入を得られるのが国公立病院の最大の特徴です。一方、民間病院とは個人が経営する病院のことです。そのため経営状態によって給料が変動します。経営が順調なら高収入ですが、不調なら賞与もなくなります。

一般的に民間病院の方が高収入とされています。なぜなら、国公立病院は給与が安定している代わりに変動がないからです。売上のある民間病院は給与・賞与を自由に設定できるため高収入を見込めるという訳です。

まとめ

薬剤師はキャリアアップを目指せる職種です。実務経験は収入アップの近道といっても過言ではありません。薬局だけでなくドラッグストアでも管理薬剤師を配置することは義務付けられているため、まずは管理薬剤師を目指してみるのはいかがでしょうか。

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