失敗しない!元薬剤師が伝える薬剤師日記

2017年12月02日

ただ薬を売るだけの場所ではありません

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薬剤師が活動する場所の1つに調剤薬局があります。ここは薬を売るための販売店の1つで、こことドラッグストアなどの販売店を合わせて卒業生の約半数程度が勤務しているといわれます。残りの合格卒業生の進路は病院や診療所が約2割ほどとなります。

その調剤薬局での主な業務内容は薬の販売で、その薬は誰でも買える一般用医薬品と医者の診断書がないと買えない医療用医薬品の2種類に分かれます。しかし近年は単に薬や衛生用品などの販売だけでなく、薬とは関係ない飲料水や食品や化粧品や雑貨類なども販売している場合があります。

その調剤薬局でのメインの活動内容である薬の販売では、医者の診断書がないと買えない医療用医薬品を扱っていますが、その診断書を渡されると既製品の医療用医薬品を単に渡すだけではなくて、状況によってはその場で自らが最適な薬を調合しなければならない場合もあります。しかしそのお店で扱われている薬の種類には限界があり、すべての種類を扱えません。取り扱ってる薬の種類はお店によって異なります。もし該当する薬を取り扱っていなければ、取り扱っている他店を紹介するなどしてそこへ誘導案内する役目も負わなければなりません。そして近年になって積極的にメディアなどで広報している内容の1つがお薬手帳の持参とかかりつけ薬局の存在です。これは普段の行きつけの薬局を固定して決めておくことで、そこでの常連になることです。これをすると顔なじみになるし、お互いの関係が把握しやすくなります。薬剤師は常連のお客さんの心身状態を把握しやすくなるので最適な薬の管理をしやすくなります。そのお客さんの中には複数の病気などを抱えていて、複数の病院にお世話になってる場合があります。そこで出された診断書の中には、同じ薬が重複していたり、薬と薬の組み合わせが良くない場合もあります。これらの情報はお薬手帳に記入することで把握しやすくできます。薬剤師さんはこの手帳を見たり、患者の言うことを聞いたりなどして疑問点を洗い出すなどすることができるようになります。もしお薬手帳の記載内容や患者の言うことに疑問があれば、診断した医者に問い合わせるなどして薬に関するトラブルを未然防止している事例もあります。他の業務内容ではお客さんから出された見た目詳細不明な薬を調べたり、定期的に講習会に出席して新しい情報を入手するなどの役目もあります。